宮崎を中心に住宅の新築・リフォーム、店舗づくりをおこなっている建築設計事務所 建図宮崎(けんとみやざき)

居住性について

いつも安心ぜったい安心の訳は?

すべての人に安心・安全な住宅を供給するために!
すべての建物が設計者の考える構造耐力、強度が保てるためにツーバイフォー工法は使用材料や設計手法・施工基準など厳しく規格化、基準化、標準化されています。

分かりやすく規格化された構造用製材

ツーバイフォー工法では、主に6種類の規格化された枠組壁工法構造用製材を使用します。それぞれの部材は、日本農林(JAS)規格によって厳しく品質がチェックされ、使用する箇所ごとに製材品の種別なども定められています。
また、国土交通大臣が認定した海外の規格材も利用可能です。

最近では、北米で開発された木質複合軸材料のひとつである木質I型ビームや木質断熱複合パネルなども利用されています。


JAS格付マークの例

釘や接合金具もシステマチックに専用化

ツーバイフォー工法では、接合部に専用のくぎや接合金物(Cマーク金物など)を使用します。
くぎはサイズ別にカラーリングが施されています。これは一度打ち込んでしまうと確認の難しいくぎを、くぎ頭の色により確実にチェックできるように考えられたものです。

最近では、メッキ処理されたくぎが規格に加えられ、建物の耐久性向上につながってきています。
接合金物は接合部に発生する応力を有効に伝達するために、品質及び性能が明らかになっているものを使います。

きめ細かいマニュアルによる均一な品質・性能

ツーバイフォー工法は、構造材やくぎ・金物のサイズ・使用方法・使用箇所から施工の手順まできめ細かく規定され、枠組壁工法住宅工事仕様書(監修:住宅金融支援機構)などでマニュアル化されているため、施工者の技量に左右されることなく、どの住宅にも均一な品質と性能を実現します。

木造住宅は長寿命住宅

木造住宅はもともと長持ち住宅

●何百年も続く日本の木造住宅
木造の建物は耐久性に乏しいと思っていませんか?
ところが、日本には木造で何百年も続いている建物がたくさんあります。
しっかりと建てられ、きちんとメンテナンスされた木造住宅は、それ自体、もともと優れた耐久性を備えているのです。

元貿易商 木下建平氏の別荘
明治45年頃の建築/神奈川・大磯)
●ツーバイフォー住宅でも、多くの歴史的建築物が、その耐久性を実証しています。
ツーバイフォーで建てられた築100年を越える長寿の建築物も、国内外に多く現存しています。

詳しくはこちら(歴史的建造物の紹介)

▲大磯 駅前洋館
関東大震災にも耐え、その時々のオーナーによって幾多の改修を経ながら住み継がれています。最近までレストランとして使い続けられ、現在神奈川県大磯町所有。
●カナダにおける築100年のツーバイフォー住宅

A. Irving House
建築年:1865年/現用途:博物館

B. Barclay Manor
建築年:1890年/現用途:高齢者福祉施設

長く快適に住むための基本性能を充実

●長期優良住宅
長期優良住宅とは、『長期優良住宅の普及の促進に関する法律』に規定された、「長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備について講じられた住宅」です。
金融・税制上の優遇措置や補助制度が用意されています。
ツーバイフォー住宅は基本性能が充実しているため、この「長期優良住宅」の認定を受けることが容易です。
詳しくはこちら(長期優良住宅法)
腐朽しにくい
●耐久性
ツーバイフォー住宅では、建物の寿命を長くするための徹底した対策が講じられています。
詳しくはこちら(耐久性を高める対策)
地震に強い

▲震度7の激震に耐えたツーバイフォー住宅
●耐震性能
住宅を支える構造がしっかりして、大地震に対して倒壊や損傷することなく将来の住まい方の変化等にも対応できることが前提となります。
詳しくはこちら(耐震性)

生活の変化に対応。ライフスタイルが変わってもリフォームしながら住み続けられます。

●次世代にすみ継がれる住宅の可変性
家族構成やライフスタイルが変化すると、間取りや設備も変えたくなります。
そこで必要なのが、住宅の「可変性」、すなわち、増改築のしやすさです。
詳しくはこちら(可変性-スケルトン・インフィル)

●ツーバイフォー工法は「オープン工法」
オープン工法とは、一般に公開され地元の会社が施工できるように公開された構造・工法のことです。
長寿命住宅を考える時には、手に入りやすい材料で、簡単に直せる住宅であるかどうかを見極めておくことが大切です。
社会全体でメンテナンスシステムが確立されているオープン工法なら、その点も安心です。
詳しくはこちら(規格材と設計・施工のマニュアル化)

ケントミヤザキはなぜ木造にこだわるのか?環境から考える木材の話

木材はエコマテリアル

大気中のCO2を吸収、固定化します。

地球温暖化を止めるためには、石油や石炭などの化石燃料の消費によるCO2の排出を減らすことが重要です。
それに並ぶ有効な手段と言われているのが、「大気中のCO2を吸収して地球上に固定する」こと。
「固定化」というのはちょっと耳慣れない言葉かも知れません。
自然界でそれを行っているものの一つが、木を含めた植物です。
光合成作用により、大気中のCO2を吸収し、それを炭素(C)の化合物に変えて樹体内に蓄積しています。これが「固定化」です。
伐採されてもその固定状態は変わらず、燃やされたり廃棄されて腐ったりしない限り、再びCO2となって大気中に放出されることはありません。
木は、増えすぎたCO2を積極的に減らす、優秀なエコマテリアルと言えるのです。

再生産可能な木材資源

木材は、計画的な伐採と植林により再生産が可能な唯一の天然資源であるため、永続的に使用し続けることができます。
管理された森林(経済林)では、計画的に伐採し植林することを繰り返すことで、健全な森林が再生されています。

【コラム】伐採するのは環境によくないのでは?

立木が伐り倒されると、原木となって森林から出て行き、加工されて林産品となります。
伐採された土地に天然更新や植林によって森林がよみがえると、再び炭素を固定します。すなわち、伐採と更新を組み合わせた持続可能な森林管理を行えば温室効果ガスの排出量を下げることができるのです。しかも伐採の結果として生まれる林産物のほとんどは環境負荷が小さく、長期にわたって炭素を固定します。
ツーバイフォー材の主要な産地であるカナダの資源産業や林産業は、持続可能な森林管理を通じ、自然の森林生態系の長期的な健康を守り、向上させ、健全な森林生態系を通じて現在や将来の世代に環境、経済、社会、文化的な利益をもたらします。

材料製造時でのエネルギー消費が少ない

住宅生産時の地球環境への負荷を、木造住宅とそれ以外の住宅工法とで比較すると、木造住宅に優位性があることが分かります。
それは、木材は他の材料に比べ、材料製造過程で使用されるエネルギー量が少ないため、排出されるCO2量も少ないからです。
カナダ・アシーナプロジェクトでは、材料製造時でのエネルギー消費によって排出される温室効果ガスをCO2に換算して比較すると、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造が木造のそれぞれ1.50倍、1.23倍あることが示されています。
資材生産過程で発生する温室効果ガス(CO2換算重量)の工法比較

出典:カナダ林産業審議会、カナダ・アシーナプロジェクトによる
223m2モデル住宅でのシミュレーション結果

木造住宅は、都市の中の森林

木材を建築資材として用いることは、大気中のCO2を吸収・固定したまま建物内にストックすることになります。
これは森林と同じ役割であり、長寿命の木造住宅ストックをつくることは、街の中にもうひとつの森林を持つということであり、それは環境保全にもつながることになるのです。
近年、都市防災の観点から木造建築に厳しかった防火地域にもツーバイフォー工法による耐火建築物が建設可能となり、コンクリートジャングルと呼ばれた都市にも、森林が育てた木材を建築物としてストックできることとなりました。

早めの適切なメンテナンスが住まいを長持ちさせます

早めの適切なメンテナンスが住まいを長持ちさせます。

ケントのお家は、高い品質と耐久性に裏付けされた住まいです。しかしながら、建物は雨や風、夏冬の温度変化など自然の厳しい影響を受けています。
このような環境のなかで、住まいを美しく保ち快適な生活を維持していくためには、人間の体と同様に、定期的な点検と計画的なメンテナンスが大切です。
特に、屋根・外壁の防水、防蟻対策については、建物の耐久性に大きな影響をおよぼすので、日頃から注意を払っておくことが肝要です。
ここでは、建物の経過年数に応じた住まいの代表的なチェック項目について掲載しました。各項目のチェック時期は、あくまでも目安です。
日常生活のなかで「あれ?」と思われた時点で適切な処置を施すことが大切です。
※防水工事に係る点検事項は、「枠組壁工法建築物 防水施工の手引き」にて詳細をご確認いただけます。
 お問い合わせください。
※沿岸地域などでは外部板金の年数を短縮する必要があります。

環境への配慮といわれる機械設備を採用する前に考えること

私達、住宅建築の専門家として考えるべき住宅から考える 環境への配慮 とは何故家が必要なのかという最も根幹的な性能に付いて論議する中で産まれてくるものです。

何故家が必要なのか?

その理由は 安定して休息をとる = 熟睡を得る空間 を確保するためというとっても動物的な事であると言えます。
安眠を得るために、考えられる いろんな外厚に耐える空間であることが必要です。
地下鉄のダンボールで出来た家も 『個』 の最小単位として住宅と言えるかもしれませんが、外からの攻撃や台風など自然に対する対処は無に等しく何より、人間らしく文化的であるとは言い難いです。

住宅は先ず、構造。
「基本的な生活が安心して過ごせ、地震や台風にも耐えられる。」
それが何より重要なのです。
テレンスコンラン卿も言及します。
『先ず構造の安定が得られなければ生活を楽しむゆとりは生まれないだろう』
構造の安定の上に附属する人間らしい欲求 = より快適である事を求める時、私達は考えなくてはなりません。
人間のエゴを押し通すと自然への環境負荷が必ず生ずることを。
そんな人間の功罪を認めつつも 負荷を最低限に抑えたいという矛盾。
住宅建築とは そのジレンマを抱えながら行われるからこそ、排他的な専門職なのだろうと思うのです。

自然界に自生する材料で家を造ることが最も環境負荷が少ない。
だから木造で家を造る。想像しやすいですよね。

より快適に過ごすために何故 軒を出すのか?何故土間があるのか?何故漆喰だったのか?
暖かい家。涼しい家。丈夫な家。燃えない工夫。
洞窟を出た時(?)から 受け継がれた家の工夫を 現代の技術に取り入れると驚くほど快適な住宅が出来るのではないか。
材料費をかけずとも工夫次第で快適になるもがあるのではないか?(西都原考古博物館行くとほんと思います)
そんな論議を尽くした後、はじめて補助的に機械設備は採用されるべきだろうと思うのです。
手に入りやすい 機械技術を安易に採用して採算性をはかることが建築設計の仕事ではないのです。